ゴーストキラー伏線考察

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映画「ゴーストキラー」の伏線・考察について

2025年4月に公開された映画「ゴーストキラー」伏線考察について書いていきます

2025年の秋から放送の連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインを演じる、今私が個人的に注目している俳優の髙石あかりさんが映画初単独主演した「ゴーストキラー」 面白かったー!!

髙石あかりさんを知ったのは映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズだったのですが、若手でこんなにアクションもできて、シリアスもコメディもいける多才な俳優さんがいるんだ!と思い感激しましたね 笑
「ベビわる」を観て、彼女の今後の活躍をとても楽しみにしていました

監督は「ベビわる」と同様、園村健介さん脚本阪本裕吾さんという2人のタッグで日本とアメリカの共同アクション映画でもあるということでまたまた期待大で心がたぎったわけですが、やはりアクションはしっかりと組み込まれていているなかで、普通のアクション映画とはひと味もふた味も違った異色の世界観があり斬新な内容となってました。

こちらではなんと髙石あかりさんの静と動の二面性を見ることができます!
女子大生が殺し屋の幽霊に取り憑かれてしまったという憑依モノの衝撃バディな設定なので、あるふとした事から自分の情動とは裏腹に勝手に強くなり、勝手に我に返り素の自分に戻るという非常に忙しい日常をおくる事になります

何故そんな事になってしまったのか…という点にも是非注目してほしいです。

そんな「ゴーストキラー」ですが
今回考察するのは下記の「5つ」です。

1.「薬莢との出会い」が示す“運命の始まり”
2.工藤との“手を握る”意味
3.影原の裏切りと“友情”
4.アクションの“音”と“間”が語る 独自の緊張感
5.ふみかの“しらけ面”とユーモアの中に潜む覚悟

「薬莢との出会い」が示す“運命の始まり”

物語冒頭、主人公・ふみか(髙石あかり)が路上で拾った「薬莢」は、単なるホラー演出の演出道具ではなく“運命の交差点”として機能しているのでは?と感じました。

一発の薬莢が、工藤という殺し屋の幽霊との“宿命的な出会い”のきっかけになっており、後半に展開される復讐劇へとリンクしている構成は映画全体を通して描かれている円環性を感じされる一環にもなっていますね。

さらに薬莢は、物語の“運命のきっかけ”であると同時に、「単なる日常の一瞬が非日常を呼び込む」ことも示しているように思えます。
ふみかは大学生というごく普通の存在であるにも関わらず、この薬莢で殺し屋の工藤(幽霊)とつながってしまう
「平凡な日常に潜む非日常性」、そして“ふみかこそが、工藤の魂と共鳴する存在である”ことを暗示する伏線として、「この子でやっていけるのか?」という興味と不安をこちらは抱きます。(てかベビわるを想像しちゃいます 笑)

ある意味“運命的な出会い”を果たしたふたり。最終的な“復讐と成仏”へと突き進みます。
単なるきっかけに見えながら、実は物語の根幹を支えている――そんな伏線に気づくと、この薬莢は大事な核となってるのかな と密かに思ってたりする僕がいました。

②工藤との“手を握る”意味

ふみかと工藤の接触シーン――“手を握る瞬間”、ふみかは工藤の殺し屋スキルを“取り込む一方で工藤の内面に心を通わせるような感じになります。ちょっとした強制自己変革なのでしょう。
今まで内面でおさえていた事も考えや行動に出てくるようになるし、なにげ工藤に「あなたは人を助けるヒーローになりなさい。そっちの方が向いてるよ」みたいに寄り添うようにも変わっていきます。

この伏線は、終盤での戦いでも強く反復されます。ふみかがある意味覚醒し、自分からすすんで戦いに協力するようになるのは、工藤の内面に深く共感し、手を貸す事を良しとしたからですね。
後半にはすんなりスイッチを行うようになります。信頼関係が出来てきた感じです!
戦うのは「工藤」なんだけど器の協力なしでは成しえない事ですからね。


工藤自体は他の人には触れなさそうだし、なぜふみかの手は触れたのか不思議ですよね。
思うにこれも薬莢に手で触れたのがふみかが最初だったからと、作中に工藤が言った事がその理由なのでしょう。
あと、絵的にも手でスイッチするって普通にカッコよくハマってましたね!

③影原の裏切りと“友情”(ネタバレあるよ)

工藤を殺害した真犯人が“仲間?”である影原(黒羽麻璃央)だったという事実――この展開はやや後半に明かされます 最初の殺られちゃうシーンで何となく 知ってる人に殺されたんじゃね? って思えたのでここはあまり驚かず でした。あのシーン自体が伏線的な感じかな?

影原は「仕事だから仕方ない」と語りますが微妙なためらいも見え隠れ 工藤への憧れと“信頼できるパートナー”としての感情があるからこそ後悔と工藤に対する「何故なんだ」ずっと抱えていたんだなと。 
ふみかに「好きなんじゃん」と煽られて口喧嘩するバーの壁にさりげに「LOVE」の額縁とか! 大好きやん! 笑

この抱えていた思いは、影原が自分の内面をさらけ出し、ふみかに協力を申し出る場面で回収され、「憧れゆえの罪悪」や「本心では工藤を守りたかった」という感情→行動として表れます。人間性の現れが単なる殺し屋から組織壊滅を助ける男に進んでいくあたり めっちゃカッコいい!
ラストもただの殺し屋ではなく理解ある仲間としての別れになっていた感じがとても好きでした。

しっかり部屋の修繕はするんだと 変なトコで感心した 笑

④アクションの“音”と“間”が語る 独自の緊張感

ベビわるを観てきた身としては園村監督=めっちゃアクションってやっぱ期待しちゃう。
三元さんはガチガチですし、最後の敵役もガチガチのS級スタントマン 笑
そんな中でアクション俳優ではない髙石あかりがどこまでやるのか!? に注目でした。(まひろ居ないしね)


実際のアクションはそりゃあすごい!(ボキャブラ貧相 笑)
ただの演出効果以上に、アクションそのものがキャラクターとして作品に反映されているなと感じます。

超近距離での肉弾戦 緊張感 スピード 半端なくて思わず息を止めて見入ってしまうほどで、園村ワールドの真骨頂
セリフってなくても伝わるんだ と 妙に納得するラストバトルでした!

⑤ふみかの“しらけ面”とユーモアの中に潜む覚悟

これもちょっとだけ「ベビわる」っぽいんだけど、やっぱり髙石あかりさんのあの目と表情ヤバいね!

ふみかの“しらけ面”から無表情で文句たれる演技は、独特で唯一の世界観だなと思います。
今回ひとりで2役を演じているようなものなんだけど、体はひとつなのに二人で会話する演技のスイッチが上手すぎ 絶妙!

そんな工藤とふみかのちょっとしたワチャワチャ感も良い感じにコメディです 笑
ところが、中盤からはこの“毒づき”のトーンは“信用”や“覚悟”へと変化していくんです。 このあたり上手だよねー

ラストに向かうにつれ、ユーモラスでありながら深い意味を考えちゃいます
ふみかの表情や目線は“普通の女子大生と殺し屋の境界線”を保ちながら自身の内面的変化を視覚的に伝える重要なポイントだなと思った次第です! いや素晴らしい

以上が、映画「ゴーストキラー」の伏線・考察についてでした

たまご

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◆総合評価&あらすじ

映画「ゴーストキラー」のあらすじ

とある日の朝、大学生のふみかは帰宅途中に足がもつれ倒れ込んでしまう。立ち上がろうとした時、転がっている薬莢を見つけ、拾う―。
帰宅したふみかは、自分にしか見えない男を見つけパニックに陥る。元殺し屋だという男の幽霊・工藤に嫌悪感を抱くが、その後ふみかは工藤の手を握ると力が乗り移り、戦えることが判明。工藤を避けていたふみかだったが、自分を助けてくれた工藤に徐々に心を開き始める。ふみかは工藤の成仏の為に協力することとなったが…。

                               引用:映画「ゴーストキラー」公式サイト

◆みどころ(おすすめポイント)は?

映画「ゴーストキラー」ってどんな映画なの?という人は、上の1分すこしの予告編映像(YouTube動画)もチェックしてみてください。

それでは、映画「ゴーストキラー」の見どころを2つ、ネタバレなしでご紹介します。

見どころ①:キャラクターの存在感

個人的にはそれぞれのキャラが明確になっててわかりやすかったなと思います。
敵役はおもいっきり悪い人たちでした 笑

最初にふみかを襲うつもりだった二人といい、ふたり?をねらう反社組織といい わかりやすいくらい悪い!

今回女性って2人しか出てこないんだけど、ふみかの友達マホ(東野絢香)がまたいい感じにいい子
僕の好きなシーンは、彼氏とのケンカで最後にぶっかますとこと、喫茶店でふみかが工藤の事を話した時の調味料の騒動 

何回見ても噴き出しちゃう 笑 いいよー

見どころ②:影原が…いい!

自らを飼い犬と言い放つ影原(黒羽麻璃央)、幽霊になった工藤(三元雅芸)を殺した張本人でありながらその事実と心の中で葛藤する人物像。
心の葛藤を冷酷な殺し屋で覆っているんだけど、ふみかと居るうちに普通の人っぽいとこが垣間見えていくんだよね
工藤も影原に「(死んで)変わりましたね」って言われて「誰かさんのおかげでな」とふみかの方を見るシーンがあるんだけど、何か変化をもたらすものを彼女は持っているのでしょう


なんだかんだで工藤の事を信頼し尊敬をしていたんだろうなと、それだけに殺さなきゃならなかった時の何とも表現しがたい思いがめちゃくちゃ演技に出てました。そしていい男です 笑
ところどころに出てくるふみかとの絡みもまたいい味だしてる。 あの暴言?とふみかの表情はホント何度みてもおいしい 笑

ーそして愛情の裏返しの伏線的に描かれているラスト

最終的に私は影原に少し同情してしまいましたね。

◆印象に残ったセリフ・シーン

ふみか(髙石あかり)と工藤(殺し屋の幽霊)が激戦しながら人格を上手く切り替えて、サラッとコントチックな要素も取り入れた濃密なふたりの長尺バトルはホント見ものです!

あとそんなふたりが同じ人間なのに、全く別の口調で掛け合いするところがとてもテンポが良くブラックユーモア感があって面白いですね。
お互いに何を言っているのかは実際に観て欲しいです!!

ふみかが工藤と最初に対話した時の台詞
「なるべく人のために生きたい」
彼女の今後の生きる指針や正義感が現れてくる重要な瞬間だと思います。
ここでふみかの覚悟の気持ちが伝わってくる感じがしました。

絶対にネタバレ厳禁なラストシーン

ラストはお別れもあっさりしていてもの悲しい部分はあるけれど、ふみかにとっては貴重な体験ができて、更に前向きに強くなれているかな?と思います。
ここは見た人それぞれの受け取り方もありますね。

なんとなく
なんとなくだけど最後 工藤ってホントに成仏した? 感もあったりすんだよなー 
続くような内容ではないけど、つづくのかな と思ったりもした

あなたはどう感じとるか 観てみてほしい!

◆みんなの評判は?

映画「ゴーストキラー」は世間でもめっちゃ話題になってます。

◆こんな人におすすめ

日本のガチアクションが好きな方はもちろん、髙石あかりさんの魅力に憑りつかれたい人は、ぜひぜひ観てほしい!

【まとめ】

「ゴーストキラー」Amazon primeで配信されたばかりなのですが、「ベイビーわるきゅーれ」はAmazon prime videoで1はレンタル、2が視聴できます
気になった方はレンタルする価値あるので観てみてー!
その後に「ゴーストキラー」を観ても作品との比較ができて面白いですよ

今回は映画「ゴーストキラー」の伏線考察について説明しました。

1.「薬莢との出会い」が示す“運命の始まり”
2.工藤との“手を握る”意味
3.影原の裏切りと“友情”
4.アクションの“音”と“間”が語る 独自の緊張感
5.ふみかの“しらけ面”とユーモアの中に潜む覚悟

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